Jewels - Staatsballet Berlin

Staatsoper Unter den Linden 劇場にポリーナセミオノワさんが出演されている Balancine の Jewels を観に行きました。この劇場は初めてでした。

Deutsche Oper 劇場と比べるともっとこじんまりとした小さめの劇場ですが、内装がクラシカルな感じで、素敵でした。悪くいうと気取った感じがありました。私はDeutsche Oper の椅子のほうが座りやすかったので、Deutsche Oper のほうが好きかな。脚の長い旦那はちょっと座りにくそうでした。

Jewelsは素敵でしたが、やっぱりストーリーがある作品のほうが見ていて楽しいです。

またなんだか、ベルリンバレエ団の質がだいぶ下がってきたように感じました。2012年にポリーナさんのロミオとジュリエットを見に来たことがあるのですが、その時に感じたベルリンバレエ団のすばらしさと感動が最近感じられません。団員のレベルが下がった気がするのと、Jewelsを見ていてもエレガンスと纏まりに欠けていたように感じ、残念でした。大好きなポリーナさんの踊りは相変わらず素晴らしく、彼女が出ていなかったら、この値段は納得できないな、と感じました。このベルリンバレエ団のレベルだったら、東京の新国立バレエ団のほうがまとまりがあり、エレガントで綺麗だと思います。

調べてみたところマラーホフさんが2014年で退任されているのですね。彼が仕切っていた時のベルリンバレエは素晴らしく、世界のトップ！という感じがしました。やはり良いダンサーは良い人に集まるのですね。

Jewelsでは衣装がとても素敵でした。ポリーナさんはまさに一流のダイアモンドという品格を踊りを通して表現されていました。またポリーナさんの講演観に行きたいな。